トレーラーハウスのシャーシ完全ガイド|構造・規格・選び方を徹底解説

トレーラーハウスのシャーシ完全ガイド|構造・規格・選び方を徹底解説

トレーラーハウスを購入・設置する際、最も重要なのが「シャーシ(車台)」の選択です。シャーシは単なる土台ではなく、建築物ではなく車両として扱われるための法的要件を満たす核心部品であり、固定資産税の対象外となる根拠でもあります。しかし、規格・強度・価格帯は多岐にわたり、用途に合わない選択は事業の失敗に直結します。本記事では、シャーシの基本構造から法的根拠、サイズ規格、選び方の評価軸、価格相場まで、トレーラーハウス事業を成功させるために必要な情報を網羅的に解説します。

目次

シャーシとは?トレーラーハウスの車両扱いを決める核心部品

シャーシとは?トレーラーハウスの車両扱いを決める核心部品

トレーラーハウスが建築物ではなく「車両」として扱われるかどうかは、シャーシの存在と仕様によって決まります。

シャーシは固定資産税の回避や建築確認申請の不要という大きなメリットを生み出す、法的・構造的な要となる部品です。

シャーシの定義と基本的な役割

シャーシ(chassis)とは、トレーラーハウスの下部に設置される「車台」のことを指します。

具体的には、鋼材で構成されたフレーム(骨格)、車軸、タイヤ、牽引車両と接続するためのヒッチ(連結装置)から成り立ちます。

シャーシの役割は以下の3つに集約されます。

  • 構造的役割:上物(居住空間)の重量を支え、走行時の振動や衝撃から保護する
  • 法的役割:道路運送車両法に基づく「被けん引自動車」としての要件を満たし、車両扱いを可能にする
  • 移動可能性の証明:車軸とタイヤを備えることで、土地に定着していない(固定資産税の対象外)ことを物理的に証明する

トレーラーハウスデベロップメント株式会社によれば、シャーシは「走行する為の機構」であり、上物と一体化しながらも独立した走行性能を持つ設計が求められます。

参考:シャーシ(車台)について – トレーラーハウスデベロップメント株式会社

建築物ではなく車両扱いになる法的根拠

トレーラーハウスが建築物ではなく車両として扱われる法的根拠は、道路運送車両法に基づく「被けん引自動車」の定義にあります。

道路運送車両法第2条第2項では、自動車には「原動機により陸上を移動させることを目的として製作した用具で軌条若しくは架線を用いないもの」が含まれ、被けん引自動車(トレーラー)もこれに該当します。

トレーラーハウスが車両扱いとなるための要件は以下の通りです。

  1. 車軸とタイヤを常時装備:取り外し不可の状態で設置されていること
  2. 随時かつ任意に移動可能:特殊な許可なく公道を牽引走行できる状態を維持すること
  3. ライフライン接続が着脱式:電気・水道・ガスの接続が工具なしで取り外せること
  4. 適法なサイズ:車両制限令に定める幅2.5m以下、高さ3.8m以下の範囲内であること

これらの要件を満たすことで、建築基準法の適用対象外となり、建築確認申請が不要になります。

また、車検付きナンバープレートを取得することで、正式に「車両」としての法的地位が確立されます。

固定資産税がかからない理由と土地定着性の関係

固定資産税は、地方税法第343条に基づき、「土地、家屋及び償却資産」に課税されます。

ここで重要なのは「家屋」の定義です。

家屋とは「土地に定着し、屋根及び周壁を有するもの」とされており、逆に言えば土地に定着していない構造物は家屋に該当しません

トレーラーハウスが固定資産税の対象外となる理由は、以下の3点です。

  • 車軸とタイヤで地面から浮いている:基礎工事を行わず、シャーシのタイヤで自立しているため、土地に定着していない
  • 随時移動可能:牽引車両があればいつでも別の場所へ移動できる状態を維持している
  • 法的には車両:道路運送車両法上の被けん引自動車として登録され、ナンバープレートを取得している

ただし、注意すべき点として、シャーシがあっても基礎に固定したり、車軸を外したりすると土地定着性が認められ、建築物扱いになる可能性があります。

この場合、固定資産税の課税対象となり、建築確認申請も必要になるため、設置方法には細心の注意が必要です。

トレーラーハウスのシャーシ構造を図解で理解する

トレーラーハウスのシャーシ構造を図解で理解する

シャーシは複数の構成要素が組み合わさって、強度・耐久性・移動可能性を実現しています。

ここでは、主要な3つの構成要素について詳しく解説します。

フレーム(骨格)|強度と耐久性を左右する心臓部

フレームはシャーシの骨格であり、上物の重量を支える最も重要な構造部材です。

一般的には鋼材(スチール)で構成され、その厚みと材質が耐久性を大きく左右します。

コンテナワークスが販売する日本製シャーシでは、鋼材厚4.5mm~6.0mmを採用し、耐久性を追求したシンプル設計が特徴です。

参考:トレーラーハウス、コンテナハウス専用日本製シャーシ – コンテナワークス

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フレームの設計には以下の3つの要素が重要です。

  • ラダーフレーム構造:はしご状のフレームで、荷重を均等に分散させる
  • クロスメンバー:横方向の補強材で、ねじれ剛性を高める
  • 溶接品質:接合部の溶接が不完全だと、走行時の振動で亀裂が発生するリスクがある

トレーラージャパンの純国産シャーシでは、強度と耐久性を兼ね備えた設計により、15~20年の実用耐用年数を実現しています。

参考:トレーラーハウス専用シャーシ(車台)【純国産 | 110万円】

車軸・タイヤ|移動可能性を担保する物理的証拠

車軸とタイヤは、トレーラーハウスが「車両」であることを物理的に証明する最も重要な要素です。

車軸の本数は、上物の重量と積載量によって決まります。

  • 1軸(2輪):総重量2トン以下の小型トレーラーハウス向け
  • 2軸(4輪):総重量2~5トンの中型トレーラーハウス向け、最も一般的
  • 3軸(6輪):総重量5トン以上の大型トレーラーハウス向け、重量物を積載する店舗・宿泊施設に適用

タイヤのサイズと耐荷重性能も重要です。

一般的なトレーラーハウス用タイヤは13インチ~15インチで、1本あたりの耐荷重は約500~800kgです。

YADOKARIが開発した木造トレーラーハウス対応シャーシ「YNR-600,720,900」では、従来よりも高さと幅を抑えたコンパクトなサイズを実現しながら、十分な積載性能を確保しています。

参考:木造トレーラーハウス対応シャーシの販売を開始します – YADOKARI

YADOKARI】 木造トレーラーハウス対応シャーシ「YNR-600,720,900」を ...

また、車軸はサスペンション機能を備えており、走行時の衝撃を吸収して上物へのダメージを軽減します。

連結装置(ヒッチ)|牽引車両との接続部

ヒッチ(連結装置)は、トレーラーハウスを牽引車両に接続するための装置です。

ヒッチの種類は、トレーラーハウスの重量と牽引方法によって以下のように分類されます。

  • ボールヒッチ:小型トレーラー向け、総重量2トン以下に適用
  • ピントルフック:中型~大型トレーラー向け、総重量5トン以上に対応
  • キングピン式:大型トレーラー向け、トラクターヘッドで牽引する業務用

トレーラーハウスデベロップメント株式会社が製造するシャーシ「CHX」シリーズでは、高速道路を走行できる優れた走行性能を持つヒッチを採用しています。

参考:CHX36、CHX60、CHX72、CHX108 – トレーラーハウスデベロップメント株式会社

ヒッチにはブレーキシステムも組み込まれており、牽引中の安全性を確保しています。

特に総重量3トン以上のトレーラーハウスでは、慣性ブレーキまたは電気ブレーキの装着が法律で義務付けられています。

シャーシのサイズ・規格・スペック一覧

シャーシのサイズ・規格・スペック一覧

トレーラーハウスのシャーシは、法律で定められたサイズ制限内で設計する必要があります。

また、減価償却上の耐用年数と実用的な耐久性には大きな違いがあります。

標準サイズ規格|車両制限令に基づく上限値

車両制限令では、公道を走行できる車両のサイズ上限が定められています。

トレーラーハウスのシャーシが満たすべきサイズ規格は以下の通りです。

項目 上限値 備考
全幅 2.5m以下 これを超えると特殊車両通行許可が必要
全高 3.8m以下 シャーシ+上物の合計高さ
全長 12.0m以下 牽引車両とトレーラーの合計長さは25m以下
最小回転半径 12m以下 公道での旋回性能を確保

コンテナワークスが販売する日本製シャーシは、20ft(約6m)、30ft(約9m)、36ft(約11m)の3サイズを展開しており、いずれも車両制限令の範囲内です。

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また、GOODLINKSでは6m、8m、11mの3タイプのシャーシを提供しており、用途に応じた選択が可能です。

参考:トレーラーハウス用シャーシ販売 – GOODLINKS

トレーラーハウス用シャーシ販売|トレーラーハウス(GOODLINKS)

法定耐用年数4年と実用耐用年数15〜20年の違い

トレーラーハウスの法定耐用年数は4年と定められています。

これは国税庁の減価償却資産の耐用年数等に関する省令に基づくもので、税務上の減価償却計算に使用される年数です。

一方、実用耐用年数は15~20年とされており、適切なメンテナンスを行えば法定耐用年数の約4~5倍の期間使用可能です。

この違いが生まれる理由は以下の通りです。

  • 法定耐用年数:税務上の減価償却を早期に進めるための制度上の年数(節税効果が高い)
  • 実用耐用年数:シャーシの鋼材強度、防錆処理、メンテナンス頻度によって決まる実際の使用可能期間

トレーラージャパンの純国産シャーシでは、防錆処理を施した鋼材を使用することで、20年以上の使用実績を持つケースもあります。

法定耐用年数4年で減価償却を完了した後も、実用的には15年以上使用できるため、投資回収後も長期的な収益を生み出せることが大きなメリットです。

重量・積載可能重量の目安

シャーシ自体の重量と、上物を含めた総重量は、牽引車両の選定や車軸の本数に直結します。

一般的なトレーラーハウス用シャーシの重量目安は以下の通りです。

シャーシサイズ シャーシ重量 積載可能重量 総重量
6m(20ft) 約800~1,000kg 約2,000~2,500kg 約2,800~3,500kg
9m(30ft) 約1,200~1,500kg 約3,000~4,000kg 約4,200~5,500kg
11m(36ft) 約1,500~2,000kg 約4,000~5,000kg 約5,500~7,000kg

コンテナワークスの日本製シャーシは、最大積載量No.1を謳っており、同サイズの他社製品と比較して約20~30%多い積載性能を実現しています。

これにより、宿泊施設や店舗として使用する際に、重い設備(浴室、キッチン、空調設備など)を搭載しても構造的余裕を持たせることができます。

積載重量を超過すると、車軸やタイヤの破損、さらには走行中の事故につながるため、上物の設計段階でシャーシの積載可能重量を確認することが重要です。

トレーラーハウスのシャーシ選びで失敗しない5つの評価軸

トレーラーハウスのシャーシ選びで失敗しない5つの評価軸

シャーシの品質は、トレーラーハウスの耐久性と運用コストに直結します。

購入時には以下の5つの評価軸を必ずチェックしてください。

評価軸①|鋼材の厚みと材質

鋼材の厚みは、シャーシの強度と耐久性を決定する最も重要な要素です。

一般的なトレーラーハウス用シャーシでは、鋼材厚4.5mm~6.0mmが標準とされています。

鋼材が薄いと以下のリスクがあります。

  • 走行時の振動で変形や亀裂が発生しやすい
  • 重量物を積載した際にフレームがたわむ
  • 長期使用で疲労破壊が起こる可能性が高まる

逆に、鋼材が厚すぎるとシャーシ自体の重量が増加し、積載可能重量が減少するため、バランスが重要です。

コンテナワークスのシャーシでは、耐久性を追求したシンプル設計により、鋼材厚6.0mmを採用しています。

また、材質も重要で、SS400(一般構造用圧延鋼材)が一般的ですが、より高強度なSM490(溶接構造用圧延鋼材)を使用するメーカーもあります。

購入時には、鋼材の厚みと材質を必ず確認し、仕様書に明記されているかをチェックしてください。

評価軸②|防錆処理の種類と耐久性

シャーシは常に外気にさらされるため、錆対策が不十分だと数年で劣化します。

防錆処理には以下の種類があります。

  • 塗装仕上げ:最も一般的だが、塗装が剥がれると錆が発生しやすい(耐用年数5~8年)
  • 溶融亜鉛メッキ:鋼材を亜鉛の溶液に浸漬して皮膜を形成、高い防錆性能(耐用年数15~20年)
  • エポキシ樹脂塗装:塗装の上からエポキシ樹脂でコーティング、塗装仕上げより耐久性が高い(耐用年数10~15年)

特に海沿いの地域や多湿な環境では、溶融亜鉛メッキを選ぶことが推奨されます。

トレーラージャパンのシャーシでは、防錆処理を施した鋼材を使用しており、20年以上の使用実績があります。

購入時には、防錆処理の種類と保証期間を必ず確認してください。

評価軸③|車軸の本数と積載重量

車軸の本数は、積載重量と走行安定性に直結します。

用途別の推奨車軸本数は以下の通りです。

  • 1軸(2輪):総重量2トン以下の小型トレーラーハウス、オフィス・物置用途に適用
  • 2軸(4輪):総重量2~5トンの中型トレーラーハウス、宿泊施設・店舗の標準仕様
  • 3軸(6輪):総重量5トン以上の大型トレーラーハウス、重い設備を搭載する飲食店・グランピング施設向け

車軸が少ないと、タイヤ1本あたりの荷重が増加し、タイヤの摩耗が早まるだけでなく、走行中の安定性が低下します。

逆に、車軸が多すぎるとシャーシのコストが上昇し、最小回転半径が大きくなるため、狭い敷地での設置が困難になります。

コンテナワークスのシャーシでは、用途に応じた車軸本数を選択でき、最大積載量No.1の性能を実現しています。

評価軸④|保証期間とアフターサポート体制

シャーシは購入後も定期的なメンテナンスが必要です。

保証期間とアフターサポート体制が充実しているメーカーを選ぶことで、長期的な運用コストを抑えることができます。

確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 保証期間:最低1年、できれば2~3年の保証があるか
  • 保証範囲:フレーム、車軸、タイヤ、ヒッチのどこまでが保証対象か
  • メンテナンス体制:定期点検サービスがあるか、全国対応か地域限定か
  • 部品供給:消耗品(タイヤ、ブレーキパッド)の供給体制が整っているか

コンテナワークスでは、安心のサポート体制を提供しており、販売時の不安を解消する導入サポートが充実しています。

また、PULL UPは国内唯一のトレーラーハウス専門シャーシメーカーとして、充実のアフターケアと希望の車名・型式設定をサポートしています。

参考:PULL UP – トレーラーハウス専門シャーシメーカー

評価軸⑤|価格と総コストのバランス

シャーシの価格は、初期投資の大きな割合を占めますが、安価なシャーシは長期的なコストが高くなるリスクがあります。

価格だけでなく、以下の総コストを考慮して判断してください。

  • 初期費用:シャーシ本体価格、納車費用、車検取得費用
  • メンテナンス費用:タイヤ交換(1本約1~2万円)、ブレーキ点検(年1回約2~3万円)、防錆処理の再施工(5~10年ごとに約10~20万円)
  • 修理・交換費用:車軸の交換(1本約15~30万円)、フレームの修理(約50~100万円)

トレーラージャパンの純国産シャーシは110万円からと、他社と比較してコストパフォーマンスに優れています。

また、コンテナワークスのシャーシは、耐久性を追求した設計により、長期的なメンテナンスコストを抑制できます。

購入時には、初期費用だけでなく、15~20年間の総コストを試算し、投資回収計画を立てることが重要です。

シャーシの価格相場と購入ルート

シャーシの価格相場と購入ルート

シャーシの価格は、サイズ・仕様・メーカーによって大きく異なります。

ここでは、新品と中古の価格相場、購入時の確認ポイントを解説します。

新品シャーシの価格帯|150〜300万円が目安

新品のトレーラーハウス専用シャーシの価格相場は、以下の通りです。

シャーシサイズ 価格帯 主な用途
6m(20ft) 110~150万円 小型オフィス、物置、移動販売車
9m(30ft) 180~220万円 宿泊施設、カフェ、グランピング施設
11m(36ft) 250~300万円 大型宿泊施設、飲食店、イベントスペース

トレーラージャパンでは、純国産シャーシを110万円から提供しており、強度と耐久性を兼ね備えた設計が特徴です。

コンテナワークスでは、ISO規格20ft海上コンテナやユニットハウスに対応した多種多様なシャーシを展開しており、用途に応じた選択が可能です。

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また、GOODLINKSでは6m、8m、11mの3タイプを取り扱っており、価格と仕様のバランスが取れた製品を提供しています。

中古シャーシの価格帯|50〜150万円で調達可能

中古シャーシは、新品の約30~50%の価格で購入できますが、状態によってはメンテナンス費用が高額になるリスクがあります。

中古シャーシの価格相場は以下の通りです。

シャーシサイズ 価格帯 状態の目安
6m(20ft) 50~80万円 使用年数5~10年、錆や変形が少ない
9m(30ft) 80~120万円 使用年数5~10年、車軸・タイヤの状態良好
11m(36ft) 120~150万円 使用年数10年以内、フレームに損傷なし

Yahoo!オークションでは、トレーラーハウス用シャーシがオークション形式で販売されており、強度やデザインにこだわった商品をお得に購入できます。

参考:【2026年最新】トレーラーハウス用シャーシの購入ならこちら – Yahoo!オークション

中古シャーシ購入時の注意点は以下の通りです。

  • 錆の進行度:フレームの接合部や車軸周辺に錆がないか
  • 溶接部の亀裂:走行時の振動で亀裂が入っていないか
  • 車軸の歪み:タイヤの摩耗が均等か、車軸が歪んでいないか
  • 車検の有無:車検が切れている場合、再取得費用(約10~20万円)が必要

中古シャーシは初期投資を抑えられますが、状態確認を怠ると修理費用が新品購入以上にかかる可能性があるため、専門家の点検を受けることを強く推奨します。

購入時に確認すべき3つの質問

シャーシを購入する際、販売業者に必ず確認すべき3つの質問があります。

質問①:車検取得は可能ですか?また、ナンバープレートは付属しますか?

シャーシが車検対応かどうかは、トレーラーハウスを車両として運用するための必須条件です。

コンテナワークスとトレーラージャパンのシャーシは車検対応済みで、納車時にナンバープレートが付属します。

質問②:保証期間とアフターサービスの内容を教えてください

保証期間(最低1年)と、定期点検サービスの有無、全国対応か地域限定かを確認してください。

PULL UPでは、充実のアフターケアと希望の車名・型式を設定できるサポート体制を提供しています。

質問③:上物との接続方法はどうなっていますか?

シャーシと上物の接続方法は、ツイストロック式またはボルト固定式が一般的です。

YADOKARIのシャーシでは、シャーシと上物の着脱が容易なツイストロック式を採用しており、メンテナンスや移動時の作業性が向上しています。

これらの質問に明確に答えられる販売業者を選ぶことで、購入後のトラブルを防ぐことができます。

用途別|推奨シャーシスペック早見表

用途別|推奨シャーシスペック早見表

トレーラーハウスの用途によって、必要なシャーシのスペックは大きく異なります。

ここでは、代表的な3つの用途別に推奨仕様を解説します。

宿泊施設(グランピング・民泊)向けの推奨仕様

宿泊施設として使用する場合、快適性と耐久性が最も重要です。

推奨スペックは以下の通りです。

  • シャーシサイズ:9m(30ft)以上、広い居住空間を確保
  • 車軸:2軸(4輪)以上、浴室・トイレなど重い設備を搭載するため
  • 積載可能重量:3,500kg以上、設備と家具を含めた総重量に対応
  • 防錆処理:溶融亜鉛メッキ、長期使用と多湿環境に対応
  • 保証期間:2年以上、定期点検サービス付き

コンテナワークスのシャーシは、最大積載量No.1の性能を持ち、宿泊施設向けに最適な仕様を提供しています。

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また、グランピング施設では、自然環境との調和が重視されるため、木造トレーラーハウス対応シャーシも選択肢となります。

YADOKARIのシャーシは、従来よりも高さと幅を抑えたコンパクトなサイズを実現しながら、十分な積載性能を確保しています。

オフィス・ワークスペース向けの推奨仕様

オフィスやワークスペースとして使用する場合、コストパフォーマンスと移動の容易さが重視されます。

推奨スペックは以下の通りです。

  • シャーシサイズ:6m(20ft)、コンパクトで設置場所を選ばない
  • 車軸:1軸(2輪)~2軸(4輪)、軽量な上物に対応
  • 積載可能重量:2,000kg以上、デスク・椅子・空調設備を搭載
  • 防錆処理:エポキシ樹脂塗装、コストと耐久性のバランス
  • 保証期間:1年以上、基本的なメンテナンスサポート

トレーラージャパンの6mシャーシは、110万円から購入可能で、小型オフィスに最適です。

また、GOODLINKSの6mシャーシも、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

店舗・飲食店向けの推奨仕様

店舗や飲食店として使用する場合、重い厨房設備と高頻度の移動に対応する必要があります。

推奨スペックは以下の通りです。

  • シャーシサイズ:9m(30ft)~11m(36ft)、厨房とカウンターを配置
  • 車軸:2軸(4輪)~3軸(6輪)、厨房機器・冷蔵庫・水槽など重量物に対応
  • 積載可能重量:4,000kg以上、設備と食材を含めた総重量に対応
  • 防錆処理:溶融亜鉛メッキ、水気の多い環境に対応
  • 保証期間:2年以上、定期点検サービスと緊急対応サポート

コンテナワークスのシャーシは、ISO規格20ft海上コンテナに対応しており、飲食店の厨房機器を搭載する際の構造的余裕があります。

シャーシ(車台)について - トレーラーハウスデベロップメント株式会社

また、トレーラーハウスデベロップメント株式会社のCHXシリーズは、高速道路を走行できる優れた走行性能を持ち、イベント出店など移動頻度の高い用途に最適です。

シャーシに関するよくある質問

シャーシに関するよくある質問

ここでは、トレーラーハウスのシャーシに関してよく寄せられる質問と回答をまとめました。

Q. シャーシだけ購入して上物を自作できる?

A: 可能です。シャーシのみを購入し、上物を自作またはセルフビルドすることは法律上問題ありません。ただし、以下の条件を満たす必要があります。

  • 上物の総重量がシャーシの積載可能重量を超えないこと
  • 車両制限令のサイズ規格(幅2.5m以下、高さ3.8m以下)を遵守すること
  • ライフライン接続が着脱式であること
  • 完成後に車検を取得し、ナンバープレートを取得すること

YouTubeには、シャーシの組み立てやセルフビルドの実例が多数公開されています。

参考動画:『トレーラーハウスのシャーシの組み立て』きらめ樹セルフビルド物語

Q. シャーシの車検・ナンバー取得は必要?

A: 必要です。トレーラーハウスを車両として扱うためには、車検を取得し、ナンバープレートを装着することが法律で義務付けられています。車検の有効期間は、初回が2年、以降は1年ごとの更新が必要です。車検費用は約10~20万円で、点検項目には以下が含まれます。

  • フレームの損傷・亀裂の有無
  • 車軸・タイヤの状態(摩耗・空気圧)
  • ヒッチの接続部の状態
  • ブレーキシステムの動作確認
  • 灯火類(ウインカー、ブレーキランプ)の点灯確認

コンテナワークスとトレーラージャパンのシャーシは、車検対応済みで納車されるため、購入後すぐにナンバープレートを取得できます。

参考動画:中国からトレーラーシャーシが到着!

Q. シャーシが劣化したらどう対処する?

A: シャーシの劣化が進行した場合、以下の対処方法があります。

  • 防錆処理の再施工:錆が発生した箇所を研磨し、再度塗装または亜鉛メッキを施す(費用:約10~20万円)
  • 車軸の交換:車軸が歪んだり、サスペンションが故障した場合は交換が必要(費用:1本あたり約15~30万円)
  • フレームの補修:溶接部に亀裂が入った場合、専門業者による溶接補修が必要(費用:約50~100万円)
  • シャーシの全交換:劣化が激しく修理不可能な場合、シャーシごと交換(費用:新品購入と同等)

定期的なメンテナンス(年1回の点検、錆止めスプレーの塗布)を行うことで、実用耐用年数15~20年を達成できます。

コンテナワークスやPULL UPでは、アフターサポート体制が整っており、劣化時の対応も迅速です。

Q. 基礎に固定するとシャーシがあっても建築物扱いになる?

A: はい、なります。シャーシがあっても、基礎工事を行って地面に固定すると土地定着性が認められ、建築物扱いになります。この場合、以下のデメリットが発生します。

  • 固定資産税の課税対象となる
  • 建築確認申請が必要になる
  • 建築基準法の規制(用途地域、建ぺい率、容積率)を受ける

トレーラーハウスを車両として扱うためには、以下の条件を厳守してください。

  • 車軸とタイヤを常時装備し、取り外さないこと
  • 基礎工事を行わず、地面に直接タイヤで接地すること(ただし、平坦化のために砂利や敷板を使用することは可能)
  • ライフライン接続が着脱式であること

これらの条件を満たすことで、固定資産税の対象外として運用できます。

まとめ|シャーシの理解がトレーラーハウス事業成功の第一歩

まとめ|シャーシの理解がトレーラーハウス事業成功の第一歩

トレーラーハウスのシャーシは、単なる土台ではなく、建築物ではなく車両として扱われるための法的要件を満たす核心部品です。

本記事で解説した内容をまとめます。

  • シャーシの役割:上物を支える構造的役割、車両扱いの法的根拠、固定資産税回避の証明
  • 構造の3要素:フレーム(骨格)、車軸・タイヤ(移動可能性の証明)、ヒッチ(牽引接続部)
  • サイズ規格:車両制限令に基づく幅2.5m以下、高さ3.8m以下の上限値を厳守
  • 選び方の5つの評価軸:鋼材の厚みと材質、防錆処理、車軸本数、保証期間、価格と総コストのバランス
  • 価格相場:新品150~300万円、中古50~150万円、用途に応じた適切な選択が重要
  • 用途別推奨仕様:宿泊施設は9m以上・2軸以上、オフィスは6m・1~2軸、店舗は9~11m・2~3軸

シャーシの選択を誤ると、耐久性の問題や法的トラブルに直結します。

本記事で解説した評価軸と推奨仕様を参考に、信頼できるメーカーから適切なシャーシを選定してください。

コンテナワークス、トレーラージャパン、GOODLINKSなど、日本国内には優れたシャーシメーカーが複数存在します。

各メーカーの特徴を比較し、用途・予算・長期的な運用計画に最適なシャーシを選ぶことが、トレーラーハウス事業成功の第一歩です。

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参考動画として、シャーシの構造や組み立てプロセスを視覚的に理解できる動画も活用してください。

トレーラーハウス専用シャーシCHXの機能と特徴を詳しく解説した動画です。

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この記事を書いた人

中小企業診断士・行政書士。トレーラーハウスの中古売買や海外からの仕入れを始めて18年。法人向けの資産活用・資産防衛のためのトレーラーハウス活用から設置や搬入などの実運用に関することまで幅広く経験してきました。

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